日本の暗号小説
作者名 小栗 虫太郎
作品名 黒死館殺人事件
初出誌:新青年:S9.4〜12
初出版:S10.5:新潮社

発行日:1977.4.25
出版社:社会思想社
形式:現代教養文庫
目次
序 降矢木一族釈義
1 死体と二つの扉を繞って
2 ファウストの呪文
3 黒死館精神病理学
4 詩と甲冑と幻影造型
5 第3の惨劇
6 算哲埋葬の夜
7 法水は遂に逸せり!?
8 降矢木家の壊崩
ストーリーの概要
概要が書けないほど、この中身は濃い。一度読んでも理解できない程だ。江戸川乱歩、甲賀三郎が序を、松山俊太郎が解説、井上良夫・島田太郎が読後感を書いているが、それさえも理解しがたい。
暗号について
鐘鳴器室の頭上に開いている12宮の円華窓に描かれた図が暗号だ。フリーメンソンの暗号法が詳しく解説してある。
黒死館を設計した建築者が残した紙片に暗号が。子持ち暗号だ。


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