日本の暗号小説
作者名 加納 朋子
作品名 ぐるぐる猿と歌う鳥
初出:2007.7;「ミステリーランド」として講談社より

発行日:2013.12.13
出版社:講談社
形式:文庫
目次
プロローグ あるいは、物語の前のひとりごと
第1話 ぐるぐる鶏と歌う鳥
第2話 図書室の暗号
第3話 社宅の幽霊
エピローグ
ストーリーの概要
 父の転勤で北九州の社宅へ引っ越して来た高見森。
 同じ社宅に住む子どもたちと仲良くなるにつれ、彼らがある秘密を共有していることに気づく。
 そして「パック」と呼ばれる謎の少年には、ある役割があった―。理不尽な想いを抱える仲間を守り、仲間に守られながら生きる少年少女たちの、清々しく明るい物語。
暗号について
第2話 図書室の暗号
*机の中から四つにたたまれた白い紙が。広げると
 「猿より鳥へ  図書室の「わ」のたなの下」と書かれていた。
・「猿人対地球人」「よかったねネッドくん」「リンドバーク」「とりかえっこ!ねずみくんのちょっき」「りんご畑の特別列車」「ヘミングウェイ全集」・・・書名のアイウエオ順に並んだ「わ」の棚なのに無茶苦茶だ。
・一番上の文字を読むと
 「猿、よ、り、と、り、へ、・・・ま、ね、すな、・・・」
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