日本の暗号小説
作者名 有栖川 有栖
作品名 マジックミラー
初出版:1990.4;講談社ノベルス

発行日:1993.5.15
出版社:講談社
形式:文庫
目次
ダイアローグ
第1章 湖畔の死
第2章 悲しむ者
第3章 彼らのいわゆるアリバイ
第4章 私立探偵
第5章 首のない死体
第6章 迷路の街
第7章 アリバイ講義
第8章 夜の虚像
モノローグ

ストーリーの概要
双子の兄弟をめぐる殺人トリック! 

琵琶湖に近い余呉湖畔で女性の死体が発見された。殺害時刻に彼女の夫は博多、双子の弟は酒田にいてアリバイは完璧。
しかし兄弟を疑う被害者の妹は推理作家の空知とともに探偵に調査を依頼する。そして謎めく第二の殺人が…。被害者は兄弟のどちらかだが、死体には頭と手首がない。
犯人が創造した空前の大トリック。
解決する探偵役もなんと双子!!!
暗号について
*殺人犯と疑われた高井(殺された元の夫)は、事件の当日のアリバイに、3件目に寄ったスナックが「ナンバ」と答える。しかし相当酔っていたので、場所は不明。
*警察がその店を探すが、存在しない。そして高井は拘束される。
*空知は、難波付近を高井のために「ナンバ」を探す。鏡を張ったスナックの扉には下の方に「しのぶ」と書かれているが、鏡に映った文字「namba」。振り向いた反対側の広告事務所のドアに「adman」と書かれていた。
 ・ 鏡に映ったその文字「ナンバ」が店の名前と勘違いしたのだ。

* 疑問:そんなことは警察でも気がつきそうだが??
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