日本の暗号小説
作者名 笹沢 佐保
作品名 招かれざる客
初出版:

発行日:昭和46年9月30日
出版社:角川書店
形式:角川文庫

(事実上のデビュー作)
「目次」  なし

ストーリーの概要
商産省では、用地払い下げ問題で省側と組合が対立しており、違法スト計画を理由に組合幹部の処分を通告した。スパイ行為をした事務官鵜飼と組合書記細川は内縁関係にあった。庁舎の非常階段で鵜鎧の死体が発見。死者の持っていた執行委員亀田の名刺には多数の地名がかかれていた。細川は自殺を図り、同居していた二階堂が殺される。亀田を犯人と断定、逮捕直前交通事故
死し、被疑者死亡で処理。倉田警部補は釈然とせず、単独で捜査し、特別上申書を提出する。
暗号について
名詞の裏に悪戯書きの様に都県の名が羅列されている。細川と鵜飼は昔郵便局に勤めていたはずだ。郵便局に関係する記号は何か?暗号化した呼び出し状ではないか。
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