作者名 石井 竜生・井原 まなみ (夫婦)
作品名 見返り美人を消せ 発行日:昭和61年4月5日
出版社:角川書店
形式:角川文庫
第5回横溝正史賞目次
1 序の舞 2 築地明石町
3 住吉詣 4 出会い
5 守り犬 6 湖畔
7 見返り美人 8 インターチェンジ
9 忍び駒 10 釘隠し
11 婦人像 12 バラをもつ乙女
13 雨中湯帰り 14 宿木
15 ポスト 16 文読み
17 打出の小槌 18 眼
19 愛染 20 髪
21 もてなし 22 指
23 阿修羅 24 太平楽
ストーリーの概要 マンションの4階から落下した花鉢が、男の頭に直撃。被害者は通りかかりの付近の住人。落としたのは405号室に住む切手商・朝海雅子。ベランダでもみ合ったと言う部屋にいた男が姿を消した。事件が過失として処理されかかった頃、芦ノ湖でその男の死体が発見される。ポケットには「見返り美人」の切手シートが。 暗号について 切手言葉を巧に利用した暗号。こじつけのような解釈にも感じるが、発想が面白い。