日本の暗号小説
作者名 白木 正四郎
作品名 ミッテラン・コード  パリに隠されたミッテラン大統領の秘密の暗号
発行日:2008.5.1
出版社:海鳥社
形式:四六版
目次
第1章 夜の女王のアリア
第2章 三人の黒い貴婦人
第3章 燃えるパリ
第4章 愛すべき助手マイケル
第5章 カンヌとサンレモ―陰と陽
第6章 『魔笛』の秘密
第7章 ロナルド仮説の秘密
第8章 水の記憶
第9章 太極図の謎
第10章 サムシング・グレート
第11章 ミッテラン・コードの謎
第12章 『魔笛』の響き
第13章 奇跡の再会
第14章 北の悲劇
第15章 世界平和とアジアの黄金時代の始まり
第16章 偽りの民主主義
第17章
  恐怖の夏事件の真相
ストーリーの概要
「M」の頭文字を持つヨーロッパ史上の男女4人の人物--フランス大統領ミッテラン、天才音楽家モーツァルト、ウィーンの女帝マリア・テレジア、悲劇の女王マリー・アントワネットの奇妙な関連。
 ミッテラン大統領没後10周年を記念する式典で沸くフランスと、モーツァルト生誕記念250周年で沸くウィーンが舞台。世界中が終わりのない復讐の連鎖がつづく2006年。欧州全土に広がる首なし怪奇連続殺人事件が発生。
 また、サイバー上に次なる恐怖、パリ壊滅のテロ予告が書き込まれる。複雑な暗号で書かれていたため、現大統領は世界中の研究者に協力を依頼。内容を解明できないまま、恐怖の夏を迎えた。
 オックスフォード大学の超心理学のロナルド教授は、過去の類似犯罪から100年前の未解決連続怪奇事件に着目。歴史の繰り返し現象から、独自の仮説をたて、助手マイケルとフランス警察のアメリー警部とともに、解決に乗り出す。
 モーツァルトがオペラ「魔笛」に込めた真の意味は、悪魔の笛を鳴り響かせる驚くべき真犯人は...!
暗号について
* ミッテラン・コードとは
 ミッテランが、「パリ東西一直線大計画」により、ルーヴル宮殿のガラスのピラミッドや新凱旋門のグラン・ダルシュを建設したことにより、パリ市内に「太極図」の文様を描いた。
 ・ 「陽の街」の中にエトワール凱旋門が、「陰の街」の中にエッフェル塔が重要な位置として配置された。
 ・ そして、パリがエジプト化された。
 ・ ミッテランのローズラインにより、パリの地図上に「V」の字が描かれた。その中心が、新凱旋門。
  それは、勝利「VICTORY」の「V」であり、人類愛「VISION」の「V」
* DNAの四つの塩基文字
* 連続殺人事件の犯人から送られてきた暗号文と暗号地図
* 「M」の頭文字を持つ歴史上の人物、「ミッテラン」、「モーツァルト」、「マリア・テレジア」、「マリー・アントワネット」の関係
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