日本の暗号小説
作者名 柄刀 一
作品名 御手洗潔シャーロック・ホームズ
発行日:2004.12.3
出版社:原書房
形式:四六判
目次(短編集)
・青の広間の御手洗
・シリウスの雫
・緋色の紛糾
・ボヘミアンの秋分
・巨人幻想
解説「石岡和己対ジョン・H・ワトスン」島田荘司
ストーリーの概要
 シャーロック・ホームズは“現在”によみがえり、かの地で御手洗潔とあいまみえた。
 御手洗と石岡の目前で咆吼と巨大な足跡を残していった巨人、ホームズとワトスンのいる二階の窓から覗いていた巨人、そして屋根の上に載せられていた死体…。
 不可解で巨大な謎が押し寄せるなか、御手洗とホームズの“推理対決”の先に見えた真相とは―。
 対決編「巨人幻想」ほか、御手洗とホームズが活躍する各2編を収録。
暗号について
「緋色の紛糾」・・・ダイイング・メッセージ

*犯罪学の第1人者、久賀早信が他界した・・・・自殺か他殺か?
*密室状態
*博士の助手「王再会」、事務局長「玉川伊知郎」
*被害者の右腕に近いデスクの上に「玉」の字が・・・血で書かれたメッセージ

解決
*「玉」は本当に「玉」か?・・・「、」ではなく「。」だ
*こんなところに血で書くか?・・・指で線を引いた場合、真ん中部分はかすれがちになり、指紋が残る
  ・・・これは被害者が書いたものではなく、ゴム手袋をした犯人が偽装したものだ。

*「王」か「玉」か?
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