日本の暗号小説
作者名 歌野 晶午
作品名 密室殺人ゲーム 王手飛車取り
発行日:2007.1.11
出版社:講談社
形式:新書
目次
Q1 次は誰を殺しますか?
Q2 推理ゲームの夜は更けて
Q3 生首に聞いてみる?
Q4 ホーチミン―浜名湖5千キロの壁
Q5 求道者の密室
Q6 究極の犯人当てはこのあとすぐ!
Q7 密室でなく、アリバイでもなく
Q8 誰が彼女を殺しますか?救えますか?
ストーリーの概要
 “頭狂人”“044APD”“aXe”“ザンギャ君”“伴道全教授”。
 奇妙なニックネームをもつ5人がインターネット上で殺人推理ゲームの出題をしあっている。密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージ、犯人当てなどなど。
 ただし、ここで語られる殺人はすべて、現実に発生していた。出題者の手で実行ずみなのである…。
暗号について
Q1 次は誰を殺しますか?
*被害者の部屋の冷蔵庫に貼られた紙に
 「賢者パラメデス曰く、汝ら迷える旅人よ、我がクリスタル・ロッドに従い、ルビコンを渡れ」

*連続殺人事件発生・・・メッセージ第2段
 「これは人生ゲームですか? いいえ、モノポリーです。」
*メッセージ第3段
 「我らは双子、同日同時刻に生まれ、肩を並べて伸び育ち、しかし、決して交われぬ悲しい定め」
*メッセージ第4段
 [A]ポセイドン 伐折羅大将 ユダ 阪神タイガース 魚座
 [B]恵比寿様 不動明王 ラファエル でトロイタオ・タイガース O型
 この人は[A]、[B]どっち?

*推理していくと、「千代田区を走っている」「ループ状になっている」「駅の数は12」の条件の鉄道ルートを探す
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