日本の暗号小説
作者名 山村 美紗
作品名 紫式部殺人事件
初出誌:S61.1〜12:婦人公論

発行日:昭和62年5月20日
出版社:中央公論社
形式:C・NOVELS
目次
第1章 新春の殺人 
第2章 盗まれた古文書
第3章 紫式部没年の謎 
第4章 ダイイングメッセージ
第5章 アリバイトリック
第6章 幻の絵巻
第7章 密室の死体 
第8章 死者の恋人
第9章 アリバイ 
第10章 電話の暗号
第11章 その夜の秘密 
第12章 犯行の動機
ストーリーの概要
京都の名門十条家の若い当主が交通事故を装って殺された。しかもその夜、十条家の蔵が火事となり、混乱に乗じて希少な古文書が盗まれる。十条家と死んだ父の結びつきを知った香子は、3年前の父の事故死にも疑いを抱く。十条家の娘と藤原教授の娘、そして紫式部の画期的新資料をめぐり、香子の周囲の大学関係者は憎悪と殺意の虜に。香子の彼氏大宮も殺されるが、ダイイングメッセージの意味は。
暗号について
ダイイングメッセージに遺された歌人の和歌に隠された暗号。電話をかけるときの恋人同士の暗号。
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