日本の暗号小説
作品名 大泥棒は名探偵!   ねずみ小僧次郎吉とタイムスリップ探偵団
作者名 楠木 誠一郎
発行日:2004.12.15
出版社:講談社
形式:新書(青い鳥文庫)
目次
1 3分間、待つのだぞ!
2 長屋のいじめられっ子
3 「にはち」の意味は?
4 おとなりさんは発明家!?
5 次郎吉くん、ヘーンシン!
6 江戸っ子を泣かせる悪だくみ
7 町奉行を追跡せよ!
8 長谷川平蔵あらわる     (第1の挑戦状)
9 「火消し」の暗号を解け!
10 江戸城潜入スパイ大作戦
11 江戸城脱出ドタバタ大作戦 (第2の挑戦状)
12 こんどこそ解読された暗号
13 千両箱を奪え!
14 黒幕を退治白
15 いざ21世紀へ
16 周じいの意外な正体
ストーリーの概要
大人気!「名探偵!」シリーズ第6弾
ねずみ小僧と手をくんで花のお江戸のワルを斬る!!
ねずみ小僧のギョーテンの秘密って?
麻美さんの謎がいよいよ?
2段がまえの暗号を解くと?
大奥の奥にひそむのは?
江戸時代にタイムスリップした香里たちは、まだ子どものねずみ小僧次郎吉にであう。弱虫の次郎吉には、だれもがあっと驚く秘密があった。奉行と商人の悪だくみに気づいた香里たちは、ひらがなだけでできた2段がまえの暗号を手に入れる。それは悪事をかげであやつる黒幕へとつながる暗号だった。見事暗号を解いて、黒幕の意外な正体をあばくことができるのか。タイムスリップ探偵団とねずみ小僧が江戸の闇を駆ける!!
暗号について
* 悪徳屋から北町奉行・腹黒悪兵衛に渡した菓子折から出てきた指示書
 ・ひらがな「はひふへほ、ら」のみが書かれている。
  →悪徳屋が「火事に必要なもの」と言うヒント・・・「火消し」
  →「町火消しにないもの」・・・「へ」、「ら」、「ひ」
   これらの文字を消すとある言葉が浮かび上がる
* 長屋の発明家・周じい・・・斎藤周 → 
東州斎 → 東州斎写楽
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