日本の暗号小説

作者名 山之口 洋
作品名 オルガニスト      第10回日本ファンタジーノーベル大賞
初出版:H10.12;新潮社

発行日:H13.9.1
出版社:新潮社
形式:新潮文庫
目次
「なし」
ストーリーの概要
ドイツの音楽大学で教鞭をとるテオドールに、1枚のディスクが持ち込まれた。ブエノスアイレスで活動すると言うそのオルガニストの演奏は、超絶的な技巧に溢れ、天才の出現を予想させたのだが・・・。
最上の音楽を奏でつづけるために神に叛いた青年、そして哀切な終焉。
交通事故で肉体の自由を失ったある天才オルガニストの、音楽に賭ける純粋な思いは、やがて師との確執を生み、さらに巨大な悲劇につながってゆく。
バッハのオルガン曲の旋律とともに、音楽に魅入られし者の悦びと悲しみを描出。
暗号について
著者は、暗号として表現はしていないが、立派な暗号である。バッハの旋律が、物言えぬオルガニストの意思表明となる。所謂、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シをアルファベットに対応した文字となる。
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