日本の暗号小説
作者名 中津 文彦
作品名 ラバウルの秘密
初出版:1988.2:中央公論社

発行日:1991.7.25
出版社:中央公論社
形式:中公文庫
目次
プロローグ
1 奇妙な招待状
2 キャプテン・コミネという男
3 混迷の森
4 解読された遺書
5 一本の毒矢
6 トラの吠ゆる穴
ストーリーの概要
推理作家の中小路は、大学の山岳部の仲間だった吉竹からラバウルへの招待状を貰う。慰霊団としてのツァーで向かった中小路は、吉竹から50年前の遺産の隠し場所を示すらしい暗号文を見せられ、解読に努力する。ツァーの仲間の一人が毒矢で殺される。遺産を巡る争いと殺人犯を捜すことに追われる中小路。
暗号について
77文字の漢字からなる遺書は、意味不明。暗号文に間違いはない。暗号の基礎的事項を記述し、解読に努力する。全ての漢字は、正しいが、良く見ると偏に偏りがある。
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