日本の暗号小説
作者名 貫井 徳郎
作品名 連鎖する数字   (『「ABC」殺人事件』所収)
発行日:2001.11.15
出版社:講談社
形式:文庫
目次
「なし」

他の所収作品
・ABCキラー:有栖川有栖
・あなたと夜と音楽と:恩田隆
・猫の家のアリス
・ABCD包囲網:法月綸太郎
ストーリーの概要
若者たちが次々と殺害される事件が発生した。現場には「2」、「13」、「19」、「17」と謎の数字を記した紙片が残され、同一犯人であると考えられたが、被害者の間には何も接点が見つからない。担当刑事の“ぼく”は、難事件の解決に実績のある作家の吉祥院先輩に相談したのだが……。
暗号について
*現場に遺された数字の意味は・・・素数だ! 暗号でないかと捜査員は思う
 ・置換法か?・・・50音に当てはめる→「い、す、て、ち」三つ目の数字には右肩に点々が付いていた→「い、す、で、ち」
 順番を入れ替える(?アナグラムのつもり)→「す、い、ち、で」ローマ字に置き換える→「SU、I、CHI、DE」→「H」はいらない
 →「スーサイド」つまり自殺?
*しかし、結論は「2月13日19時17分」・・・子供が殺されたニュースが流れた時間
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