日本の暗号小説
作者名 田中 光二
作品名 連合艦隊 大攻略   新・太平洋戦記E
発行日:1995.12.20
出版社:光文社
形式:新書(カッパ・ノベルス)
目次
第1部 ソロモン海のたそがれ
 第1章 百武中将の感慨 
 第2章 海兵魂燃ゆ
 第3章 "赤さびW"奮闘す
 第4章 ガ島陥落す
第2部 鋼鉄の間奏曲
 第1章 反撃にそなえて
 第2章 軍令部総長山本五十六
 第3章 目標はポートモレスビー
 第4章 第二次MO作戦立案
 第5章 南西太平洋軍
第3部 サンゴ海ふたたび
 第1章 反撃の日
 第2章 新戦法・反跳爆撃
 第3章 ミルン湾の戦い 
 第4章 南海の激闘
 第5章 初陣!F6F
ストーリーの概要
架空戦記シリーズの一作品

ガ島の飛行場に、ついに日本の軍旗が翻った。
その旭日の赤い色は、鬼神のごとく勇敢に戦い散っていった、数知れぬ陸海軍の兵士たちの血の色だった。
米軍はガ島を迂回しながら、ミッドウェイを奪回し、中部ソロモンへの進攻作戦を計画。
いっぽう日本軍は、ニューギニアのポートモレスビーとラビを奪取する第二次MO作戦を立案、大和・武蔵まで投入する大部隊を進撃させた。
暗号を解読し待ち受ける米機動部隊。
やがて前衛が激突。
米空軍の新戦術“反跳爆撃”は、日本艦船をつぎつぎに撃沈。
その上、新たに投入された戦闘機・F6Fは、負け知らずだった零戦をも食いはじめた。
危うし連合艦隊。
窮地を脱する活路は。
暗号について
随所に暗号解読による情報入手あるいは暗号通信の場面が出てくる。
特に、
・ハイポ(海軍情報部ハワイ支部)、SIS(陸軍通信諜報部)の活動は、史実に近い表現である。
・全般作戦におけるマジックあるいはミッドウェイ作戦等における暗号解読の成果
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