日本の暗号小説
作者名 田中 光二
作品名 連合艦隊 大死闘  新太平洋戦記7
発行日:1996.6.25
出版社:光人社
形式:新書
目次
第1部 死闘の大空
第1章 一航戦炎上
第2章 巨砲火を噴く
第3章 敵機殺到す
第2部 灼熱の戦線
第1章 小沢復帰す
第2章 ダンピールを越えて
第3章 悲運!南海支隊
第4章 い号作戦発動
第3部 大いなる転機
第1章 トライデント会議
第2章 玉砕!
第3章 白熱の夜戦
第4章 キスカの奇跡
ストーリーの概要
反跳爆撃攻撃と、強大な新鋭戦闘機F6Fの出現は、連合艦隊に深刻な痛手を与えた。
第2次MO作戦に出撃した大和、武蔵のニ艦もポートモレスピーを望む前にまなりの深傷を負った。
大和、武蔵ともに深傷を負い連合艦隊の行く手に暗雲が立ち込める。そんなとき、思わぬ獲物が向こうから飛び込んできた。暗号解読のミスから、マッカーサー大将の乗機B‐17が、零戦隊の真っ只中に迷い込んできたのだ。
護衛のP‐38と零戦隊の激闘数刻、マッカーサー機はついに火を噴き、やがて、サンゴ海の海中へ姿を消した。劣勢挽回となるか!
暗号について
* イギリスのコベントリー爆撃時における暗号情報の取り扱い・・・チャーチルの決心
* ポートモレスビー作戦時、日本海軍の暗号は解読された。・・・・米による解読要領が書かれている。
  米側の分析・翻訳は正しかったが、X日を24日なのに28日と翻訳してしまう。誰も気がつかず、マッカーサーの悲劇に繋がる。
* 「全軍突撃せよ」の合図・・・・「トトト」
 文庫版
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