日本の暗号小説
作者名 木谷 恭介

作品名 札幌源氏香殺人事件
初出版:1999.12:ハルキ・ノベルス

発行日:2002.5.18
出版社:角川春樹事務所
形式:ハルキ文庫
目次
1 東京新宿・超高層ホテルの密室
2 湘南海岸・源氏香は何を語るか
3 札幌北1条・化け物とシロクマの対決
4 横浜御幸町通り・老舗に咲いた愛の残り火
5 東京下町・復讐に生きる男
ストーリーの概要
都内のホテルでフレーバリストと呼ばれる食品香料の研究者が殺された。被害者・向井紅美子の友人である近石朋恵は、第一発見者隣、現場に残された「6333」の数字を見つける。謎の数字は何を意味するのか?札幌で香道を教えている野津が殺される。更に紅美子の名前を騙ってホテルを利用していた不審な女の存在が浮かび上がり・・・。朋恵の要望に応え、操作に乗り出した宮之原警部は、事件の真相に迫るが、司法の闇が。
暗号について
「6333」という謎めいたダイイングメッセージ。野津の手帳には源氏香の記号が。それぞれは何を意味するのか。簡単な暗号であるが、その道のことを知らないと解けない。
inserted by FC2 system