日本の暗号小説

作者名 大谷 羊太郎
作品名 旋律の証言
初出版:S47.6:講談社

発行日:S58.11.25
出版社:集英社
形式:集英社文庫
目次
第1章 張り込み
第2章 謎の英文字
第3章 ハワイアンギター
第4章 過去の翳り
第5章 カピオラニ公園
第6章 同姓の二人
第7章 消えた犯人 
第8章 暗号楽譜
第9章 接点の発見
第10章 真実を知る人
ストーリーの概要
須川が殺されたアパートの殺人現場に残された「ACEACE」の英文字。捜査に当たる中年刑事・水垣と貿易会社社長・松永がハワイアンが趣味でで知り合う。その松永が殺される。須川は旧姓・松永だと分かる。両者の関係は。松永社長の経営する社員、家族の関係は?
暗号について
謎の英文字も暗号? 生前、水垣と松永社長は暗号論議をする。「第3者に暗号だと見破られるようなものは価値がない。楽譜であれば、法則どおりになっており楽譜に忠実に演奏しても異常は感じられない。しかし特定の人には暗号文が伝わる。」それにヒントを得た息子が、父親の残した楽譜暗号を解き、事実を解明する。
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