日本の暗号小説
作者名 後藤 均
作品名 写本室(スクリプトリウム)の迷宮
発行日:2002.10.15
出版社:東京創元社
形式:B6、ハード

第12回鮎川哲也賞受賞
(受賞時:富井多江夫)
目次
「なし」
(プロローグ:
 四つの情景、 
 宴への招待、
 手記:壱
 イギリス靴の謎、
 手記:弐、 
 宴の終了、)
ストーリーの概要
大学で教鞭をとる傍ら推理作家として活躍する富野は、学会出席のためローザンヌに行く途中、チューリッヒに寄る。鉄道模型屋で女主人から日本画家・星野からの預かり物として、書簡と小箱を渡される。箱に収められた文書は、壮大な謎への招待状となって富野を鼓舞する。
WWU終結直後、雪に埋もれたドイツの館で繰り広げられる推理ゲーム。突如起こる当主殺し。真相への鍵は問題に出された推理小説「イギリス靴の謎」の中か?三重構造の騙りの迷宮。
暗号について
作中小説「イギリス靴の謎」に隠された暗号:アナグラム?靴の中の紙片に書かれていた文字の意味は?関係者の頭文字?
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