日本の暗号小説
作者名 正延 哲士
作品名 新・国姓爺伝説
発行日:1984.1.31
出版社:徳間書店
形式:TOKUMA NOVELS
目次
第1章 青幇(チンパン)
第2章 予備免許
第3章 尼古拉斯の死 
第4章 呉呈禄の死
第5章 五行相生
第6章 神農の家
第7章 姚蘭花 
第8章 媽姐
第9章 逆転 
第10章 終焉
ストーリーの概要
台北の国営放送局「ラジオ・チャイナ」で日本向け短波放送のアナウンサーをしている雨宮町子は、旅先で知り合った川口晋吉から《国姓爺の秘宝》に関する資料の解読を頼まれる。国姓爺とは、日本人の母と中国人の父を持った台湾解放の英雄・鄭成功のことだ。その鄭成功が残した秘法があるというのだ。川口と志を共にするホワンと共に、その秘宝を狙う一味と戦う。
暗号について
秘法に関する文書には、難解な文章や何処の言葉とも分からない文字が書かれている。それらを解読する。殆どその具体的な文章や文字がが示されず、解読された言葉・文章が結果として示されていくのが残念。殺された呉がダイイングメッセージとして遺した言葉から解いていく。
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