日本の暗号小説
作者名 小栗 虫太郎
作品名 寿命帳         (「完全犯罪」所収)
初出誌:プロフイル:S8.11&9.1

発行日:1962.12.5
出版社:春陽堂書店
形式:春陽文庫
目次
 「なし」(短編)
ストーリーの概要
作中の作者・歯科医の知人・広津が、政治家・角倉要之助の娘に一目ぼれ、婚約する。広津の父親は角倉に裏切られ、両親とも不慮の死。運命か。広津が恨みに思い作成した寿命帳に6人の名が。その中の一人を殺す場に残りの者が殺人者として疑われる様な細工が・・・・。
暗号について
毎週大新聞の広告欄に暗号様の数字文が掲載される。誰もその解読を成し遂げたものはいない。「鍵は五は一なれども、また十五にでもあり」、二桁の数字がランダムに並んでいる。殺された弁護士の残したメモにも同様な数字が。


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