日本の暗号小説
作者名 泡坂 妻夫
作品名 斜光  
初出稿:「野生時代」:1988.7月号
初出版:1988.7 角川書店

発行日:2002.6.30
出版社:扶桑社
形式:扶桑社文庫
(昭和ミステリ秘宝シリーズ)
目次
序章:踊子 
1章:種子 
2章:鷺娘 
3章:式の準備
4章:お守り 
5章:疑い 
6章:多情 
7章:禁断のにおい
8章:饗応 
9章:戯れ 
10章:辿り着く 
11章:途絶
終章:廻り道)
ストーリーの概要
町内かで行った旅行先で、行方不明になっていた妻に似た女がストリップ劇場にいた。写真館主・夕城香留に持ち込まれた縁談は、勿体ないような話だった。相手は新橋の老舗の呉服商の妹、華丘弥宵38歳、初婚だと言う。山梨県南石和の穴沢町の市道沿いの崖下で全裸の腐乱死体が発見された。身元が割れる手掛りになるようなものは何もなかった。西目刑事は、胃の中にあったカボチャの種から謎を追う。弥宵は若い男がいるらしい。香留は、弥生の過去を追う。
暗号について
被害者の家の電話のそばに落ちていたパチンコ屋のコイン。コインには数字と英語の文字が。被害者のノートには電話番号が書いてあるが、関係のない家の電話番号だ。暗号か?
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