日本の暗号小説
作者名 伊沢 元彦
作品名 ダビデの星の暗号
初出版:1985.1:講談社ノベルス

発行日:昭和63年9月15日
出版社:講談社
形式:講談社文庫(左側)

(乱歩賞30回記念
  競作3期分作品
「目次」
(なし)
ストーリーの概要
25歳の新進作家・芥川龍之介は、海軍機関学校の教官だが、伊達騒動の大悪人・原田甲斐の子孫である友人・原田宗助から先祖の恥をすすぐため、掛軸に隠された暗号解読を依頼される。だが程なく宗助は密室殺人の被害者となってしまう。第111代天皇「後西院印」とユダヤのダビデの星、そして謎の男小宮のそれぞれの関係と謎は
暗号について
掛軸「桜花美人図」に隠されていた142文字の意味不明の文。しかも空白が73文字も。途中、乱歩こと平井太郎が登場し、解読の端緒を教えてくれる。やがて2巻目の掛軸「橘下帰翁図」の暗号文も手に入る。同様に解読するが解けない。鍵は桜と橘。
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