日本の暗号小説
作者名 明石 散人
作品名 鳥玄坊  根源の謎
発行日:2002.6.15
出版社:講談社
形式:文庫
目次
・ 秦始皇帝兵馬俑抗の不思議な金属板
・ 海中を突進する巨大な黒い影
・ 極めて日本的な紋様
・ 竜神の函
・ 驚愕の大和空間
・ トリリトンの鰐
・ 鳥玄坊一派の根源
・ 天地開闢
・ 三重交点の渦巻
・ 脅威のDNA
・ 時間の揺らぎ
・ 金翅鳥王飛翔す
ストーリーの概要
秦の始皇帝陵で、シュイ・フーと名乗る男が語った「時間が止まる」という言葉。
青い金属板、太平洋の巨大な黒い影、死海の銀の巻物、そして世界各地で発見された極めて日本的な遺物とは。
一見接続のない事象が、根源で深い関わりを持っていた。壮大にして緻密、真理の秘鍵で世界の定理を覆す歴史ミステリ。
暗号について
具体的な暗号が出てくるのではなく、暗号がキーポイントとなっている表現が多々ある。
全般的に「創作した歴史の大嘘を成立させるために膨大な情報(虚実取り混ぜて)を詰め込んだ感じで、その蘊蓄が暗号のようなものだ。

・ 極めて日本的な紋様
 ・金属板の暗号解読

・ 竜神の函
 ・「いろは」と「あいうえお」・・・古文書の解読

・ トリリトンの鰐
 ・ウルトラモササウルスの情報:暗号は米大統領のパスワードにEMC02でコード表Zを引く

・ 天地開闢
 ・銅の巻物最後の2行・・・日本語のひらがなで

・ 脅威のDNA
 ・4色で書かれた塩基配列:赤はアデニン、黄はチミン、青はシトシン、紫はグアニン
 ・塩基は4種類でなく、8種類だった。
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