日本の暗号小説
作者名 石沢 英太郎
作品名 唐三彩の謎
初出:S46.6~12:「推理」連載
初出版:1973.9:光文社

発行日:1981.2.15
出版社:徳間書店
形式:徳間文庫
目次
プロローグ
1 三彩の誘い
2 京都へ
3 三彩は招く
4 香港へ
5 三彩の秘密
6 沖ノ島へ
エピローグ
ストーリーの概要
S14、北京の故宮博物館に展示中の重要美術品「唐三彩」の壺と小皿が日本軍人の警戒の中、紛失した、見学に来ていた一人の中国人が博物館から消えた。30年後の日本において砂原産業社長の周囲で「唐三彩」に関連する小事件が頻発した。やがて、砂原は殺人事件に巻き込まれ、消息を絶つ。砂原の娘・麻也子は、恋人菅原哲夫と父の捜索に走る。父が自宅の襖に残した唐詩の文字の秘密は?
暗号について
中国の古典「今古奇観」により、暗号について父より暗示を受ける麻也子。襖に書かれた唐詩の誤字に疑問を抱き、暗号ではないかと疑問を持つ。
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