日本の暗号小説
作者名 笹本 稜平
作品名 時の渚
初出:2001.5;文藝春秋

発行日:2004.4010
出版社:文檄春秋
形式:文庫

第18回サントリーミステリー大賞
読者賞ダブル受賞
目次
第1章 
第2章 
第3章 
第4章 
第5章 
第6章 
第7章 
終章 
ストーリーの概要
元刑事で、今はしがない私立探偵である茜沢圭は、末期癌に冒され半年後に死期の迫った老人から、生まれたばかりの赤ん坊を見知らぬ女性に預け、35年前に生き別れになった息子を捜し出すよう依頼される。要町で「金龍」という居酒屋をやっていた女性・・・雲をつかむような話だ。
茜沢は息子の消息を辿る中で、自分の家族を奪った轢き逃げ事件との関連を見出す…。西葛西で発生した殺人事件の犯人が逃走中に妻と息子をはねたのだ。事件の関係者は、規定により捜査班から外される。茜沢は警察を去り、探偵になる。
「家族の絆」とは何か、を問う
暗号について
* 犯人、探し求める息子、老人、殺された夫婦等、関係者のDNA鑑定・・・意外な結果が!
* インターネット、LANへの侵入駆情報通信関係のハッカーとの知恵比べ
* 携帯の電波をパソコンで探知するソフト・・携帯かPHSかにより異なる特徴

* 明確な暗号、暗号解読の表現は無いが、内容的には現代暗号を利用した犯人との知恵比べがある。
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