日本の暗号小説
作者名 竹本 健治
作品名 トランプ殺人事件
発行日:1981.8.25
出版社:CBSソニー出版
形式:B6.ハード
目次
1部/赤のカード:A 注意書き 2 灰の中から 3 会話 4 カード・ゲーム用語集 5 コントラクト・ブリッジ用語集 6 むしろ未来から 7 錆び臭い匂いまで 8 プレイの裏側に 9 消失−市の哲学 10 そうやってても剃れない J おかしくなる権利 Q どこでもないこの部屋K 死者の深層心理 Joker 全体で3,4時間

2部/黒のカード:A 人差し指で軽く 2 影の暗さに歩調を 3 対応が最初から 4 門をくぐるとき 5 一方で密約を 6 痕跡はなかった 7 技術上の不能 8 更に大胆な 9 もどかしく行を追う 10足元近くでなく J 別れ、そして晩夏 Q もう一度逆に K 遠近のない透視画 Fxtra Joker 手紙
ストーリーの概要
コントラクト・ブリッジを楽しむ4人の仲間。プレイの最中にキッチンで湯灌のなる音がしたが、誰も沸かした覚えはない。男性3人が確認に言っている間に残った女性が密室状態でいなくなる。暫くして、その家と同じ構造の廃屋で、その女性の死体が発見される。自殺と認定されたが、何故、消えた女性がそこに、自殺した理由は?
暗号について
用語集は、その女性が作ったものだった。それを良く観ると漢字を使わずに平仮名で書くなどおかしいところがある。暗号が隠されているのか。更に他にも暗号が!双子暗号だ。それでもまだすっきりしない。更に子持ち暗号が。凝った暗号で面白い。
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