日本の暗号小説
作者名 堤 幸彦 監修
作品名 TRICK(トリック)  「the nevel」
発行日:H13.12.25
出版社:角川書店
形式:文庫

蒔田光治・林誠人共著
目次
TRICK1 母の泉
TRICK2 まるごと消えた村
TRICK3 パントマイムで人を殺す女
TRICK4 千里眼男
TRICK5 黒門島
(TRICKのKは、鏡文字になっている)
ストーリーの概要
売れない奇術師・山田奈緒子は、ショーを首になる寸前、若手物理学者・上田次郎の霊能力者に対する「超常現象の存在を証明できたら賞金をお支払いします」と言う挑戦状を支配人から渡される。しかし、上田の狙いは別にあった。
果たしてこの世界に霊能力者はいるのか?本当に超常現象は存在するのか?売れない奇術師と石頭の物理学者の不協和音なコンビが不思議な現象のトリックを暴く。(ノベライズ)
暗号について
奇術師が、数字を当てるマジック。実は司会者が、奇術師に数字を言葉に換えてサインを送っていた。例えば、「それでは」は「0」、「どうぞ」は「3」と言うように。二人の間の符丁:即ち暗号
島の人が話す方言も一種の暗号:「神が乗る」から「カミノリ」、それが「カミヌーリ」に等
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