日本の暗号小説
作者名 水野 泰治
作品名 歌麿殺人事件
初出版:1984.1:講談社ノベルス

発行日:1992.9.15
出版社:講談社
形式:講談社文庫
目次
1 冥闇十三年間
2 暗色の遺書
3 痴態の絵本
4 倒影の構図
5 国宝の秘画
6 錯視の図形
7 自画像の亀裂
ストーリーの概要
ジャーナリスト・風間隆平の変死に疑惑を抱いた恋人星野昇子と隆平の親友柚木哲也は隆平が生前追っていたテーマ「喜多川歌麿は殺人犯だった」を足がかりに怪死の謎を解くための調査に当たる。3人は三角関係にある。画家の都築完二と喜久江、梶川惇の三角関係、歌麿・おきく・燕十の三角関係と三十の相似関係が絡み合う。
暗号について
歌麿の秘画版本「会本色能知功佐」に隠された意味は。天命時代の隠し文はそんなに難しくはない。隠文式と文置式の単純な組み合わせだ。(作者言)
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