日本の暗号小説
作者名 和久 
経歴 1930年、京都生まれ
京都大学法学部卒
中日新聞社入社、67年司法試験合格、69年京都で弁護士開業。 日本のジョン・ガードナー
主要な作品 1960:「紅い月」:本名の滝井俊三名で宝石に発表
1963:「円空の鉈」:EQMM新人コンクール佳作入選
1972:「仮面法廷」:第18回江戸川乱歩賞受賞
1989:「雨月荘殺人事件」:第12回日本推理作家協会賞受賞
百冊近くの「赤かぶ検事奮戦記」、猪狩文介・花吹省吾・日下文雄等の弁護士シリーズ
趣味のカメラ:プロ級:写真集「日本の風景」
作品名 伊賀甲賀 忍者の里殺人事件
和久ー忍者 発行日:1993.6.20
出版社:光文社 
形式:光文社文庫(書き下ろし)
目次
「なし」
赤かぶ検事シリーズ
ストーリーの概要
京都・北山で、舞妓が全裸で絞殺された。現場には紫色の米粒で奇妙な記号が描かれていた。容疑者として浮かんだのは、従兄弟の針谷賢治だが彼も誰かに殺されてしまう。そこには赤色の米で記号が。皆、甲賀出身者だ。赤かぶ検事は、米粒の記号は、忍者の暗号ではないかと睨み、捜査を進める。
暗号について
米を、青・黄・赤・黒・紫の五色に色分けした「五色米」と言う忍者の暗号法。その他に「忍びいろは」と言う忍者の暗号法も紹介している。
作品名 冬の奥嵯峨殺人事件
発行日:2000.12.20
出版社:光文社 
形式:光文社文庫(書き下ろし)
目次
第1章 殺しのメッセージ
第2章 欠けたリング
第3章 偽装殺
第4章 ハーレーダビッドソンの男

新・京都殺人案内シリーズ
ストーリーの概要
老舗呉服屋「沢宗」の元常務・浜野修吉の首吊り死体が娘の澪子によって発見された。5千万円の着服の発覚を苦にした自殺なのか。それにしては不自然な状態だ。ポケットに暗号めいた検眼表のメモが入っていた。捜査陣は、「沢宗」の社長・沢村宗平をマークするが、第2の犠牲者になってしまう。
暗号について
使者のポケットにあった検眼表。それ以前に藪の眼科医にも同じような検眼表が届いていた。犯人からのメッセージか?
作品名 山田長政の秘宝
初出誌:1986.8〜11:野生時代

発行日:S61.11.25
出版社:角川書店
形式:カドカワノベルズ
目次
第1章 生首二つ
第2章 象形文字の謎
第3章 六昆城址の住人
第4章 生首の正体
ストーリーの概要
大学生・江里子が誘拐された。犯人は、ルームメートの貴代美に、静岡の旧家・秋浜家の土蔵に忍び込み茶箱を盗み出せと要求。江里子の婚約者・村松と共に茶箱を盗み出した。中には生首二つ。次いで再び土蔵から金箔の小箱を盗み出す。小箱の中には星座と象形文字が刻まれていた赤い亀の容器があった。犯人からは、江里子の居場所を示す山田長政の肖像が移っているフィルムが渡された。
暗号について
象形文字はタイ国境に住むも疎族の文字だ。その文字の解読をすると意味ある文字は7字。他は捨て字か。その文字の意味は何か?
作品名 祇園小唄殺人事件    赤かぶ検事奮戦記
発行日:1996.6.15
出版社:講談社 
形式:講談社文庫
目次
第1章 美人予言師の死
第2章 覆されたアリバイ
第3章 祇園小唄の謎
第4章 だらりの帯
第5章 ダイイング・メッセージは語る
ストーリーの概要
京都洛中三条通の洋館で、美貌の相場師辻輝子が殺害された。ダイイング・メッセージとアリバイから夫の辻善三郎が逮捕される。辻の弁護士に赤かぶ検事の娘が担当となり、娘の活躍を見守りながら赤かぶ検事と行天警部補が謎解きにかかる。相場師のパソコンが盗まれ貴重なデータが流出したらしい。しかし、パスワードは何か、誰にも分からないが、祇園小唄のオルゴールの一部に欠陥が。
暗号について
"ZT"と言う血文字のダイイング・メッセージの意味は?手作りのオルゴールに仕組まれた「祇園小唄」のメロディの暗号トリック。