日本の暗号小説
作者名 横溝 正史
経歴 1902年、神戸市生まれ  1981、逝去
大阪薬学専門学校を主席で卒業
西田政治とともに「探偵趣味の会」設立に同意、同人として参加。博文館に入社
主要な作品 1948:「本陣殺人事件」:第一回探偵作家クラプ長編賞受賞
「人形佐七捕物文庫」、「獄門島」、「金田一耕助推理全集」

作品名 蝶々殺人事件
横溝ー蝶々 初出誌:ロック:S21.5~22.4

発行日:S48.8.10
出版社:角川書店
形式:角川文庫3126
目次(なし)   文中から
序曲
1 コントラバス     2 数学の問題   3 アルトの旋  
4 読めない楽譜    5 砂嚢       6 流行歌手の死
7 重いトランク     8 マネージャーとその助手
9 テナーの懊悩    10 薔薇と砂   11 彼女と五人の男  12 もう一つの死    13 五つの窓   14 トロムボーン
15 おののくソプラノ  16 悲劇のユーモリスト 17 プリマドンナ
18 良人の告白     19 バリトーンの嘆き    終曲
ストーリーの概要
歌劇団の主催者である原さくらが「蝶々夫人」の大阪公演を前に姿を消した。数日後、コントラバスの中からさくらの死体が発見された。さくらは東京で殺されたのか、それとも大阪で殺されたのか。由利先生が謎解きに挑戦する。
暗号について
さくらに渡された読めない楽譜は暗号だ。簡単に解けるがその裏には。
作品名 悲しき郵便屋         (「赤い水泳着」:横溝正史探偵小説コレクション@所収)
初出誌:新青年:大正11年5月号

発行日:H16.9.15
出版社:出版芸術社
形式:四六版
目次
「なし」短編
ストーリーの概要

伊山省吾は郵便屋。配達区域にいる令嬢・綾子に一目ぼれ。綾子に来るハガキを見ると楽譜が書いてある。しかし、どう見てもでたらめな楽譜。暗号だ。その暗号を利用して綾子を誘い出すためににハガキを出す。しかし・・・・郵便屋さんの特典(法的はいけない事だが)である、ハガキならすべて見ようと思えば見える特性をテーマにしている。

暗号について
楽譜暗号。どう見ても出鱈目な楽譜。暗号解読の基本的な思考が書かれている。音符は2種類、線は5本。1小節が1字だろう。綾子が簡単に読めるものだ。モールス信号か?