作品名 |
傑作ミステリー トリック23 |
著者名 |
推理作家点心会 |
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発行日:2000.9.10
発行所:永岡書店
形式:文庫 |
目次
ステージ1 犯人はだれだ!
ステージ2 この謎は解けるか!
ステージ3 奇想天外殺人事件に挑戦!
ステージ4 世紀末の犯罪はどこまで?
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クイズの概要 |
完全犯罪を目論む犯人に対する江戸川警部、芥川刑事、与謝野刑事の活躍。
7人のミステリー作家が得意のジャンルで書き下ろした23のミステリー・トリック集。
クイズ形式で出題され、一応読者が犯人を推理する方式を取っている。
目次
ステージ1 犯人はだれだ!
6問
ステージ2 この謎は解けるか!
6問;暗号関係 3問
ステージ3 奇想天外殺人事件に挑戦!
6問
ステージ4 世紀末の犯罪はどこまで?
5問
著者:推理作家点心会
・秋月達郎、いちかわさとし、加納一朗、夏野百合、牧南恭子、瑞納みほ、若桜木虔
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暗号の概要 |
* 過激派の暗号を解け
・ B国国王の頼実粉砕を唱える過激派が、非常線を突破しようとするところを逮捕した。しかし、既にタイマー制御の爆弾を仕掛けた可能性がある。どこに仕掛けたのか?車の下から小さな紙切れが。
・ 紙には、2行の数字の羅列が。・・・単純なひらがなの換字暗号
* 奇妙な遺言状
・ 万葉集専門の国文学者で教授の伊集院が自宅で殺された。犯人は遺産狙いの甥か?伊集院は殺される前の晩に遺言状を書き換えた。
・ 遺書には「中本+根本=中曽根」と書いてある。算数の解と万葉集の関係。
* 累乗数字のメッセージ
・ 推理作家志望で会社員の青年が殺された。殺害の動機を持つ者が4人浮かぶ。原稿からダイイング・メッセージらしきものを見つける。
・ メッセージには5の9乗とか3の16乗とかの数字の羅列が4列。その一つに丸印が。
中央本線の各駅にアルファベットを書き入れた地図と、去年のカレンダーの2月以外の月の二日に全て丸印がつけた物を見つける。このどちらかが鍵か? |