暗号理論

「ア行 作品」

作品名 暗号
著者名 長田 順行
発行日:S46.12.9
出版社:ダイヤモンド社
形式:B6(ハード)
目次
T 暗号について
U 知らないコトバを使用する方法
V 特殊な暗号(暗号らしくない暗号)
W 量的に見た文字言語の特徴
X 一般的な暗号(暗号らしい暗号)
Y 乱数と暗号
Z 感じと暗号
[ 機械暗号
付録 ミッドウェー海戦とD暗号の解読
概要
日本の暗号界のバイブル。、歴史暗号の原理を豊富な文献の利用とエピソードにより解説。
ミッドウェー海戦とD暗号の解読についての付録が貴重な資料。暗号戦史にもリンク
作品名 暗号解読      THE CODE BOOK
著者名 サイモン・シン    (青木 薫訳)
発行日:2001.7.30
出版社:新潮社
形式:B6 ハード
目次
第T章 スコットランド女王メアリーの暗号
第U章 解読不能の暗号
第V章 暗号機の誕生
第W章 エニグマの解読
第X章 言葉の壁
第Y章 アリスとボブは鍵を公開する
第Z章 プリティー・グッド・プライバシー
第[章 未来への量子ジャンプ

付録 暗号に挑戦−一万ポンドへの十段階
概要
暗号及び暗号解読のシーソーゲーム。分かりやすくかつ掘り下げて書いてあり、なるほどと思う。直接取材や膨大な資料を基に書かれており、一流の理論書である。
作品名 暗号解読を楽しむ   戦時の暗号から平時の暗号まで
著者名 中見 利男
発行日:2004.7.23
出版社:PHP研究所
形式:PHPエル新書
目次
T部 戦時の暗号
第1章 暗号とは何か?   第2章 古典的暗号
第3章 近代戦争と暗号   第4章 エニグマからコンピュータへ

U部 平時の暗号
第5章 聖書に秘められた暗号
第6章 古代からのメッセージ・未来へのメッセージ
概要
暗号の入門書。目次の通り、前半は軍事・外交に関する暗号が、後半は過去の歴史に現れる暗号。解読する面からの理論書。
作品名 暗号解読戦争
著者名 吉田 一彦
発行日:2001.4.20
出版社:ビジネス社
形式:B5、ハード
目次
第1部 武器としての暗号
第2部 戦後から現代までの暗号
概要
暗号製作者と暗号解読者の争いの歴史が、高度の暗号を造りだす。暗号は人の運命を変え、国家の興亡を左右してきた。第1部においては、主として第1次、第2次世界大戦時における暗号の役割を、第2部においては、主として戦後における暗号の発達、特にコンピュータ時代における暗号の役割に狙いをおいている。
作品名 暗号の秘密
著者名 長田 順行
発出:毎日中学生新聞「暗号学入門」
  (S48.4〜12末)
発行日:S49.7.18
出版社:ダイヤモンド社
形式:新書版
目次
1 知らないコトバは暗号である
2 隠語     3 暗号らしい暗号
4 陰文式    5 約束語    6 分置式

7 転置式    8 換字式    9 混合式
10 暗号の解読
 11 暗号機
12 文化史上有名なひとびとと暗号
13 暗号戦争
付録 暗号に関する文献など
概要
あくまで暗号の基礎的な原理を明らかにする。暗号を平易に解説。
作品名 暗号攻防史
著者名 ルドルフ・キッペンハーン    赤根 洋子訳
発行日:2001.1.10
出版社:文芸春秋
形式:文春文庫
目次
第1章 歴史を彩った暗号 
第2章 隠されたメッセージからコードブックへ
第3章 勝敗を分けたコードブック 第4章 カエサルの暗号
第5章 単一換字式暗号の解読 第6章 解けない暗号
第7章 無限に続く鍵語      第8章 転置式暗号
第9章 円板からエニグマへ 
第10章 暴かれたエニグマの秘密
第11章 コンピューターの登場  第12章 公開鍵暗号
第13章 ICカード、一方向関数、ネズミ捕り
 
概要
暗号の歴史は、秘密を守ろうとする人間と暴こうとする人間との、暗号作成者と解読者との、果てしない攻防戦と言える。古代ギリシャの昔からインターネット全盛の今日まで、その攻防の歴史を集大成したもの。目次を見ての通り、暗号の歴史を、理論的に解説している。必読の本。
作品名 暗号戦争
著者名 吉田 一彦
発行日:1998.8.20
発行社:小学館
形式:B6、ハード
目次
第1章 第2次大戦の暗号戦略
第2章 冷戦時代の情報戦略と暗号
第3章 インターネットの登場と暗号の大衆化
第4章 現代の暗号とその主役たち
概要
前半は、第2次政界大戦から冷戦までの暗号の攻防の歴史を振り返り、技術の進歩を述べている。
後半は、インターネット時代における暗号、公開鍵暗号の発展とアメリカ政府を中心とする暗号の法的規制の変遷及び今後の暗号の行方を分かりやすく解説している。
作品名 暗号と情報社会
著者名 辻井 重男
発行日:H11.12.20
出版社:文芸春秋
形式:文春新書078
目次
第1章 インターネット社会と暗号
第2章 暗号が社会を変える
第3章 暗号と歴史の舞台裏
第4章 コンピューターと暗号
第5章 奇想天外な公開鍵暗号
第6章 各国の暗号政策
第7章 電子署名と認証機関
概要
古代からの暗号の歴史、各国の暗号政策にふれつつ、現代のデジタル暗号の活躍と公開鍵暗号の奇想天外なしくみを平易に説いている。
作品名 暗号の数理    作り方と解読の原理
著者名 一松 信
発行日:S55.3.20
出版社:講談社
形式:ブルーバックス(B-421)
目次
第1章 秘密通信と暗号
第2章 暗号の種類
第3章 慣用の暗号体系
第4章 公開鍵暗号の原理
第5章 公開鍵暗号の実際
第6章 公開鍵暗号の将来
概要
古代のシーザー暗号から短文字換字暗号、多表式暗号更に新暗号たる公開鍵暗号系に至るまでの歴史をたどり、暗号の作成と解読の原理を解説。1980年頃の本に公開鍵暗号が解説してあるとは!!
作品名 暗号論     (Cryptography)      [ポオ小説全集4所収]
著者名 エドガー・アラン・ポー [Edgar Aloe Poe]     (丸谷 才一 訳)
初出稿:1841

発行日:1974.9.27
出版社:東京創元社
形式:創元推理文庫

目次
「なし」
概要
30頁弱の論文。160年以上も前に簡潔に暗号について纏めている。黄金虫を書く前に研究したものと思われる。
inserted by FC2 system