歴史暗号
[ア行 作品]
作品名 暗号の中へ      (団談文庫5)
著者名 日本文化デザインフォーラム編
発行日:1994.9.5
出版社:栄光教育文化研究所
形式:新書
目次

寓意と暗号:
松岡正剛、いとうせいこう、奥村靫正

自分のカタチ:
日比野克彦、タナカノリユキ、谷口広樹、寺門孝之、松浦弘明

超タイポグラフィックス:
浅葉克己、奥田瑛二、立花ハジメ、藤井春日
ストーリーの概要
1993.10.21~24に開催された「日本文化デザイン会議’93山形」における対談を収録編集
暗号について
*日本の美術、芸術の現場での「段取り」、「見取り」・・・それぞれのメンバーシップでの間での記号的な意味を共有・・・・時代のデザインの中に暗号的コミュニケーションが生きていた。
*暗号をプロの符牒だと思い込みすぎている。
*暗号を失うということは、その技術の記憶を分断してしまうことだ。
*キリスト教の図像には累々しい数の暗号的寓意が使われている。それが今の人々にはわからないものいなりつつある。
*しかし、日々新たな暗号世界が生み出されつつある。コミックの世界にもいろいろの暗号が乱れ飛んでいる。
*文字や文様を構成するカタチの背後には、たえずこうした暗号的なものがうごめいている。
*デザインの原理そのものに暗号回帰の衝動が待機している。
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