「ヒ行 作品」
作品名 百人一首の魔方陣 藤原定家が仕組んだ「古今伝授」の謎を解く 著者名 太田 明 発行日:1997.12.31
出版社:徳間書店
形式:B5、ハード目次
序 「古今伝授」とは何か
第1章 疑問 第2章 三歌人の秘密
第3章 語りだす人びと 第4章 2集1対の仕掛け
第5章 数の魔術 第6章 秘伝への序曲
第7章 魔方陣 第8章 「古今伝授」の謎は解けた
終章 "謎”の周辺
あとがき
ストーリーの概要 藤原定家の選んだ「百人一首」と「百人秀歌」の謎。冷泉・京極・二条家に伝わっていた「古今伝授」にその謎は隠されていた。織田正吉氏の「絢爛たる暗号」とは異なった切り口で解読。
太田氏の取り組んだこの研究は凄い分析だ。暗号について 百人一首は、10次魔方陣だ。この歌集の数学的な論理的構造研究から結論を導く。見事な分析というしかない。 作品名 ピープス氏の秘められた日記 著者名 臼田 昭 発行日:1982.10.20
出版社:岩波書店
形式:岩波新書 206目次
T ピープス氏、日記を書き始める 1660年
U ピープス氏、有卦に入る 1661年
V ピープス氏、生活の改善を図る 1662年
W ピープス氏、妻を愛する 1663年 X ピープス氏、にぎにぎを覚える 1664年 Y ピープス氏、ペストと闘う 1665年
Z ピープス氏、独立する 1666年 [ ピープス氏、国家を憂える 1667年 \ ピープス氏、奮闘する 1668年
] ピープス氏、矛を収める 1669年ストーリーの概要 ピープスは、17世紀イギリスの官僚で、のちに海軍大臣となった人物。彼の人柄や性生活も含めた赤裸々な日常生活だけでなく、宮廷や上流社会の頽廃など当時の世相を生々しく伝える。ピープスの10年間の日記の要約。世界の奇書の一つに数えられている。 暗号について 本書は、訳本でしかも要約であるので暗号そのものは楽しめない。しかし、原文は全文暗号で書かれていると言う。10年間、約125万語を、主観的にも客観的にも赤裸々に書くため、絶対他人の目に触れる可能性の少ない条件、即ち暗号で書いている。仏語・伊語・スペイン語・ラテン語・ギリシャ語・ドイツ語・英語・17世紀版エスペラント語等をチャンポンに使用していると言う。興味のある方は原本を。 作品名 百人一首の謎 著者名 織田 正吉 発行日:1989.12.10
出版社:講談社
形式:講談社現代新書 975目次
1 「百人一首を」疑う
・歌かるたとしての「百人一首」 ・謎の歌集
・通説は正しいか ・「蘆の節の間」の問題
2 「百人一首」を観察する
・同じ語句を持つ歌 ・桜の歌、紅葉の歌
・反意語による関連 ・ なぜクロスワードと言えるか
3 「百人一首」を推理する
・仮説の成立 ・定家とその時代
・「百人一首」の中の後鳥羽上皇 ・ 秘められた恋ストーリーの概要 「百人一首」を クロスワードと暗号、なぜ百人「一首」なのか、「百人一首」は秀歌撰か、「蘆の節の間」と「観察」、桜の歌と紅葉の歌、逢坂と難波の対応、異常な「百人一首」の配列、「色紙」の意味、風鎮めの願望、秘められた恋等の面から分析し謎に迫る。
「絢爛たる暗号−百人一首の謎を解く」の続編暗号について 「紅葉」、「白菊」、「船」、「濡れる袖」等々、繰り返されるシンボリック・ワードに密かに隠されたメッセージ、定家の組み立てた「百人一首」撰歌の謎を暗号のように解いている。
作品名 広重の暗号 (ヒロシゲ・コード) −東海道五十三次の謎− 著者名 坂之 王道 発行日:2006.7.10
出版社:青春出版社
形式:講談社現代新書 975目次
プロローグ 絵師・安藤広重のもうひとつの顔
第1章 誰も知らない「東海道五十三次」の謎
第2章 "日本の異常気象"が"絵"に暗示されていた!
第3章 なぜ「実際と異なる風景」が描かれたのか
第4章 1797年から2013年に至る歴史の暗号
第5章 あっと驚く"隠し絵"の中の秘密
第6章 今明かされる「最後の三枚」の未来図
エピローグ 広重が遺したメッセージを読み解くストーリーの概要 「なぜ、広重は、温暖な駿河湾に大雪が降る絵を描いたのか?」「その場所に存在しない山や奇妙な地形は何を意味するのか?」等55枚の絵に隠された秘密を探っている。今まで絵画的に素晴らしいとしてしか見ていなかった広重の版画にこの様な不思議な謎があったとは!!面白い。 暗号について 「東海道五十三次の絵に隠された不自然さをその後の歴史と奇妙な符号がある」と読み解く。実に暗号解読だ。この解釈が正しいかは別にして、実際に絵に隠された不自然さ・秘密を解読していく楽しみは十分ある。