歴史暗号
[コ行 作品]
作品名 古事記の暗号  神話が語る科学の夜明け
著者名 藤村 由加
発行日:1997.11.30
出版社:新潮社
形式:四六版
目次
第1章 新しい物語の創世へ
第2章 いなばのしろうさぎ
第3章 やまたのおろち
第4章 再生復活の力
第5章 四つの試練
第6章 大国主神と三人の女
第7章 小人の神様
第8章 国護りへの道
ストーリーの概要
神代に始まり、日本の国生みが書かれ、神から天皇に至る物語が綴られ、さらに連綿と続く天皇の時代に入っていく。
特に神代について書かれている物語はいわゆる神話の類とされている。大勢の神々が登場し、日本人ならばどこかで聞いたり読んだりしたことのある説話も多い。では、これらの物語はいったい何を語ろうとして、誰によって書かれたものなのだろうか。
天武天皇が日本の正史として編纂、正統性を明らかにする目的。

易の思想が日本の正史である古事記の冒頭の神代の「神々」の名に仮託され語られている。
*何故、神話が?
*漢字の音と意味
*説文解字
*古代の自然科学「易」
暗号について
古事記、特に神話に関する謎解きである。
具体的に暗号が出てくるものではなく、何故、古事記に神話が記述されているのか、あるいはその内容の解釈、不思議な記述に関する謎解きを暗号、あるいは暗号解読ととらえているもの。
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