歴史暗号
[モ行 作品]
作品名 黙示録の秘密  桃櫻じいさん大法螺説法! 聖書は暗号で書いてあったの巻
著者名 松居 桃櫻
発行日:1981.11.15
出版社:白樹社
形式:四六判
目次
序章 ゆれ動く14歳
第1部 見ても見ず 聞いても聞かず
第2部 「思慮ある者は解くがいい」
第3部 アドナイをたたえる人びと
第4部 創世記をさかのぼる
ストーリーの概要
聖書は暗号で書いてあったという前提のもと、若い娘にその内容を教えるような小説風に書かれている。

目次の細部
序章 ゆれ動く14歳
第1部 見ても見ず 聞いても聞かず
 第1章 永遠の命をもとめて           第2章 暗号解読法ABC
 第3章 ダニエル書の疑問            第4章 封印を解くにふさわしき者
第2部 「思慮ある者は解くがいい」
 第1章 「蟻の街の奇跡」と私           第2章 ジャン・アストリックの推測
 第3章 モーセの五書は誰が書いたのか    第4章 鍵言葉は666
第3部 アドナイをたたえる人びと
 第1章 蟻の街のおやじさん            第2章 ソロモン王即位の謎
 第3章 祭司ザドクの子孫たち          第4章 祭司的記者とは誰か
第4部 創世記をさかのぼる
 第1章 目的の地は神の山だった        第2章 ヨセフ、エサウ、アブラハム
 第3章 ノアの洪水のかげに           第4章 天地創造の奥義
 第5章 Xという人物                 終章 神の国の到来するまでは
暗号について
文章でも会話でも、そしてすべての芸術でも、それらがどんなに明快に描かれ、懇切に語られていようとも、表現というものは、所詮、暗号ではないだろうか。
サイファー的人間は常にサイファー法で暗号を発し、サイファー法で謎を解き、コード的人間は全てをコード的思考で表現し、コード法的に理解しようとする。

第1部 見ても見ず 聞いても聞かず
第1章 永遠の命をもとめて 
 ・聖書は暗号文書なのでは?
第2章 暗号解読法ABC
 ・ポーの黄金虫
 ・換字式と転字式(サイファーとコード)・・・ちょっと定義が可笑しいが、著者の自由でしょう。

以下、聖書の暗号を解明する話が延々と続くが、結局は良く分からない。
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