歴史暗号
[ニ行 作品]
作品名 日本超古代史の謎    神代文字が明かす日本創生の原像
著者名 佐治 芳彦
発行日:S59.12.25
出版社:日本文芸社
形式:新書(RakudaBooks)
目次
第1章 UFOの存在を裏付ける「竹内文書」
第2章 卑弥呼がつくったという「九鬼文書」の凄い内容
第3章 富士高天原王朝を伝える「宮下文書」
第4章 神代の百科全書?「上記」が語る超古代
第5章 神話の舞台を東北に置くユニークな「秀真伝」
第6章 縄文時代の息武器吹を伝える「東日流外三郡誌」
ストーリーの概要
「古代史以前の書」と言われる一群の古代史料郡。学会では非公認のものだが、公認の「古事記」「日本書紀」とは異なる系列の古代情報源として注目されている。
代表的なものに、神代の万国史と称される「竹内文書」、出雲王朝の正統さを説く「九鬼文書」、秦の徐福が筆録したと伝わる富士高天原王朝の盛衰史である「宮下文書」、五七調のみごとな韻文で謳いあげた東北王朝史ではじまる「秀真伝」と、その割瓜りあるいは合せ鏡ともいわれる「三笠紀」、神代の百科事典とも言うべき「上記」、東北古代の異端の記録で2千年にわたる二つの日本の対立・抗争を記した「東日流外三郡誌」等から、日本の古代史の謎を解き明かす。
殆どが古代の苛烈な権力闘争に敗れた古代豪族の家系に伝わった古代伝承を、ある時点で、筆録・編集した形。不自然さはある。
暗号について
これらの古史古伝は殆どが「神代文字」と言われる感じ渡来以前の文字で書かれている。学会で、後世の「偽作」とされているこの文字が出てくることが、これら文書の偽書説の根拠となっている。
この神代文字そのものが、現代人にとっては暗号である。
神代文字の「アヒル文字」の解読にチャレンジしようと言う項目が最後に出てくる。
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