第11章 奈良朝の算術式で解けた「倭の五王」
第12章 『古事記』の本音
第13章 日本書紀元年設定時の誤算
第14章 歴史に学べ
作品名 日本書紀の暗号 1300年封印された 著者名 竹田 昌暉 発行日:2013.8.31
出版社:徳間書店
形式:四六判目次
第1章 「記紀」が未解読だったと言えるこれだけの理由
第2章 ヒミコは天照大神
第3章 ギリシャ神話と「記紀」神話
第4章 三角縁神獣鏡と「呉書」が解いた「高天原」の謎
第5章 「呉軍渡来説」を支持する考古学的証拠
第6章 「神武東征」伝承は史実か
第7章 崇神元年推定の誤算
第8章 紀年解明の鍵となった『上世年紀考』
第9章 崇神と重なる神功皇后
第10章 七支刀の「倭王・旨」とは
第11章 奈良朝の算術式で解けた「倭の五王」
第12章 『古事記』の本音
第13章 日本書紀元年設定時の誤算
第14章 歴史に学べストーリーの概要 古事記、日本書紀は、戦前の皇国史観への反動から架空のつくり話とされ、史実性が否定されてきた。しかし本書では、日本書紀の年代設定に算術が正確に使われていたという事実を論証し、日本書紀の実年代を特定した論考。
日本書紀が神功皇后を卑弥呼として神功皇后の年代を設定したことを論証して卑弥呼の謎に迫り、神功記後半の朝鮮半島出兵は、4世紀後半に実在した崇神天皇の出兵であること、などの史実を述べている。
日本書紀の年代は西暦で設定されていた!
―書記年代が確定できたことで、「倭の五王」が特定され、「天孫降臨」「神武東征」などの神話が、実は日本建国の史実だったこと、空白の三‐四世紀の古代史の謎を解明。暗号について 日本書紀の不明確な部分を、暗号と称して解き明かそうとしている。