歴史暗号
[ノ行 作品]
作品名 呪う天皇の暗号
著者名 関 裕二
発行日:2011.01.01
出版社:新潮社
形式:文庫
目次
序章 古代から裏社会を支配する者
第1章 祟りや迷信におびえる権力者たち
第2章 「稲」「水」「塩」に込められた滅びた者の祟り
第3章 全国に広がった稲荷信仰と水の祟りの関係
第4章 日本を支配する呪いと祟りの正体

ストーリーの概要
稲荷神社は何故、全国に広まったのか。天皇と稲荷信仰……。隠された呪いと祟りを解く。

古代から為政者たちを恐れ戦かせていた呪いと祟りの存在。多くは迷信と片付けられ、表舞台から姿を消してしまった。
正史から黙殺されたその存在は、政治に、庶民の生活にどの様な力を及ぼしていたのか。天皇家との関係、稲、水、塩、稲荷などのキーワードから、日本の支配構造に潜む謎を解く。

『呪いと祟りの日本古代史』改題。
暗号について
書名に「暗号」とあるが、特に暗号に相応しい文面はない。天皇及び神に関する疑問を解説してるが、その過程における解釈論を暗号に見立てているのだろう。
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