歴史暗号
[オ行 作品]
作品名 「奥の細道」謎の同行者
著者名 石堂 秀夫
発行日:1994.4.25
出版社:同文書院
形式:四六判(ソフト)
目次
第1章 「奥の細道」とは何か
第2章 「奥の細道」の虚構性と謎を解く
第3章 「奥の細道」は隠密探索の旅だったのか
ストーリーの概要
芭蕉の代表作「奥の細道」300年後の今日においても、多くの人々に旅の憧れを喚起して、愛好されている。いままで、「億の細道」について、様々なことが書かれてきた。それらの本を読めば読むほど、ますます「奥の細道」の謎が深まる。
主要な疑問
・芭蕉の職業であった俳諧師とは何なのか。
・元来関西人の芭蕉が、なぜ遥かな東北に旅をしたのか。
・その旅の費用はどこから出たのか・
・どうして一人旅でなく随行者がいたのか。
・随行者の曽良とはどういう人物だったのか。
・芭蕉の旅と当時の政治状況はどう絡み合っていたのか。
・芭蕉忍者説があるが、彼は本当に忍者(隠密)だったのか。
・それとも隠密は随行者の曽良だったのか。
・彼らを隠密とするなら誰が何を探索させたのか。
・「奥の細道」と曽良の「日記」の記述が違うのはなぜか。

多くの研究書があるが、これらの問題が十分解明されていない。
著者は、1987年、50ccのミニバイクで全工程600里(2400キロ)を踏破。芭蕉は、寄り道をしているので、実際は3000キロは歩いているだろう。この踏破で「奥の細道」の謎に迫ることが出来た。
暗号について
『第1章「奥の細道」とは何か』の細項目に「隠密の暗号化天才の芸術家」とあるので、期待して呼んだが、具体的な暗号の記述は無い。

上記、主要な疑問にあるよう謎が行間に暗号のように組まれていると見るのだろう。
「奥の細道」は、400字の原稿用紙で約30数枚の文章だ。思ったよりも短いこの紀行文と曽良の日記から暗号解読のように謎を読み解く。

謎解きとしては、良く調べてあり、「奥の細道」に興味のある人にとって参考になる。
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