歴史暗号
[リ行 作品]
作品名 龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン   
            (「あやつられた龍馬」を改題)
著者名 加治 将一
初出:H18.2;祥伝社
「あやつられた龍馬」

発行日:H21.6.20
出版社:祥伝社
形式:文庫
目次
序 章 全能の目
第1章 暗殺現場の謎
第2章 日本に上陸した秘密結社
第3章 長崎異人商会
第4章 グラバー邸に集った志士たち
第5章 薩英戦争の真相
第6章 密航者たち
第7章 革命前夜
第8章 パリの密会
第9章 龍馬、孤立無援
終 章 闇に消えたフリーメーソン

ストーリーの概要
 一八六七年十二月十日夜、坂本龍馬斬殺。
 犯人は新撰組とも京都見廻組ともいわれている。しかし矛盾と謎が多すぎる。真犯人は誰か?
 政治の常識、商売の常識、喧嘩の常識、フリーメーソンの常識、その土台の上に怪しげな書簡と危うい遺跡と心許ない口伝をもって紡ぐ。
暗号について
* 龍馬斬殺!! 死の直前、最後の手紙・・・「龍馬の暗号」を解読・・・・殺害犯はこの男だ
 ・ 幕臣勝海舟、英国武器商グラバーと行動を共にした龍馬が、死の直前に書いた最後の手紙に込めた「暗号」を読み解くことで、龍馬暗殺犯、さらには幕末維新の真相を暴く。
 ・暗殺の3日前に、龍馬自身が陸奥宗光に出した書簡
 「1.さしあげんと申した脇ざしハ、まだ大阪の使いがかへり不申故、わかり不申。
  1.御もたせの短刀は(さしあげんと申た)私のよりは、よ程よろしく候。(但し中心の銘及形)。是ハまさしくたしかなるものなり。然るに大阪より刀とぎかへり候時は、見せ申候
  1.小弟の長脇ざし御らん被成度とのこと、ごらんニ入レ候」
 →「脇ざし、短刀、長脇ざし」は何を意味するのか?・・・暗号

* フリーメーソンの暗号・・・具体的な記述は無い
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