歴史暗号
[セ行 作品]
作品名 聖書のミステリー    (CRACKIG THE BIBLE CODE)
著者名 ジェフリー・サティンオーヴァー   (Jeffrey Satinover)  (訳:仲村明子)
発行日:1989.12.31
出版社:徳間書店
形式:四六判(ソフト)
目次
第1章 古代の伝承
第2章 発信地への旅
第3章 ヴェールをつきぬけて
第4章 天からの青写真
第5章 ホロコーストの黒い火
第6章 運命の白い火
第7章 暗号技術の変遷
第8章 あらわれる聖書の暗号
第9章 庭の構造
第10章 時のらせん
第11章 アマクレの炎
第12章 偉大な賢人たち
第13章 聖書の暗号は本当か?白熱する議論
第14章 六〇〇〇年め
エピローグ 最前線からの報告
技術的補遺A 新月の詳細
技術的補遺B 時空の変質
技術的補遺C 「偉大な賢人」の実験
ストーリーの概要
 世界の一流学者が、コンピューター、量子力学、ファジー理論など最先端の科学によって謎を解明しようとしている「聖書の暗号」。
 古代から追求されては中断されてきた「聖書の暗号」解読の波乱に満ちた歴史とその神秘に迫る。
暗号について
* 聖書の暗号:等しい文字間隔をおいて見つかる意味のありそうな言葉
 ・偶然か?・・・聖書の暗号の構造、評価法、歴史、示唆する文献等から分析
 ・一流学者が真剣に論議
* 具体的な暗号の作成、解読法を提示・・・統計学的なアプローチ
 ・背景にあるユダヤ・キリスト教世界の知的伝統、暗号に係わってきたユダヤ人の悲劇の歴史
 ・暗号研究用のコンピューター・ソフト
第7章の暗号技術の変遷
*1946年、秘密の勝利・・・英米の暗号解読組織
*古代のみなもと・・・ユダヤ人の「秘密の庭」
*秘密の言語・・・アトパシュ
*ヨーロッパにおける秘法の担い手・・・カバラ主義
*車輪の中の車輪・・・暗号盤
*ルネッサンスの万能型教養人・・・カルダノ暗号
*完全な円・・・ヘブライ語の円盤暗号暗号
*近代の夜明け・・コンピューター科学
*ツィママンの電報・・・ドイツ外相の暗号電の解読利用
*第2次世界大戦・・・ポーランド人によるエニグマ解読
*日本の戦争暗号「パープル」を解く
*マンハッタン計画・・・チューリング、ノイマン、原子爆弾
*ヴァイスマンデルと「ウルトラ」
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