歴史暗号
[シ行 作品]
作品名 肖像画の中の科学者
著者名 小山 慶太
発行日:H11.2.20
出版社:文芸春秋
形式:新書
目次


第1章 ニュートンの虚栄心
第2章 コペルニクスとスズラン
第3章 カルノーの軍服
第4章 フランシス・ベーコンと魔術
第5章 ラヴォアジエと巨匠ダヴィッド
第6章 ハーシェルの眼光
第7章 アインシュタインと漫画家
第8章 ランケスターとピルトダウン人の化石
第9章 マクスウェルと幼少期の水彩画
第10章 ラザフォードとモダン・アート
第11章 ホジキンの捻じれた手
第12章 ダーウィンと進化論を脅かす妖怪
第13章 マイケルソンとアメリカ海軍
第14章 ファインマンの天国への手紙
第15章 ガリレオの光を失った晩年
第16章 ピープスと王立協会
第17章 メンデレーエフの大予言
第18章 キャヴェンディッシュの密かに描かれた肖像
第19章 バンクスの南太平洋にかけた夢
第20章 W・ヘンリー・ブラッグと父子の葛藤
第21章 ホーキングと神の御業
第22章 バベッジと蘇った幻のコンピュータ
第23章 ラッカー教授のジレンマ
第24章 デイヴィーと緑色の目をした怪物
第25章 寺田寅彦の自画像
ストーリーの概要
 コペルニクスから寺田寅彦、ホーキングまで、歴史に名を残す科学者二十五人の肖像画に眼をこらせば、そこには人間的な、余りにも人間的な素顔が炙り出されてくる。
 知らず知らずのうちに科学史を散歩できるミニ列伝。
暗号について
第16章 ピープスと王立協会
*文左衛門は遊び人
 ・「元禄御畳奉行の日記」・・・暗号を用いて都合の悪い行状を隠している

*暗号日記
 ・後に海軍大臣にまで出世するサミュエル・ピープス・・・日記は世界の奇書
 ・10年近くの記録、約125万語を暗号で記述
  「ピープス氏の秘められた日記

*「プリンキピア」産みの親
 ・ニュートンの成果「プリンキピア」出版の許可・・・ピープス
  しかし、皆忘れている・・・・暗号で書いた日記は有名だが
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