歴史暗号
[タ行 作品]
作品名 ダ・ヴィンチ秘密の楽譜
著者名 ジョヴァンニ・マリア・パーラ  (Giovanni Maria Pala) (訳:小野寺暁之 森田学監修)
発行日:2008.7.26
出版社:イースト・プレス
形式:四六版
目次
第1章 ダ・ヴィンチは、どんな音楽を聴いていた?
第2章 絵画に楽譜を忍び込ませた?
第3章 聖餐のふたつの要素が、第一のひらめきを導いた
第4章 「使徒たちの存在」を糸口にする
第5章 パンと手の配置に注目していく
第6章 メロディーの輪郭が見えてきた!
第7章 それぞれの音符の長さを解明する!
第8章 荘厳な場面にふさわしい演奏を、ついに再現する!
第9章 楽譜とともに出現したあるメッセージ
第10章 ダ・ヴィンチが込めようとした意味に迫る!
第11章 絵のなかに「第三の要素」を見つける!
第12章 “人生の輪”を象徴する図と十字架
結論―3年にわたる研究を終えて
ストーリーの概要
「最後の晩餐」には、“至高のメロディー”が隠されていた・・・。

レオナルド・ダ・ヴィンチが自身の傑作のなかに忍び込ませたもの、それはある楽譜だった。その楽譜を検証し、メロディーを完全再現する過程を追う。

*レオナルドの<最後の晩餐>に描かれている「イエス・キリストと12使徒」に注目し、楽譜と音符を見つけてゆ
*浮かびあがってきた“楽譜”の音符を記号のように解釈し、つなげて文字列に読み替え、そこからヘブライ語の一節を導きだす*音符部分を記号としてつなげる際にもうひとつのつなぎかたを試すことで「杯」「人生の輪」に行き着く

*使徒たちの手の位置や食卓上に配られたパンの位置をから音楽のフレーズを引き出す。

<特別付録>
秘密のメロディーを忠実に再現したCD-ROM付。

暗号について
最後の晩餐を音楽的側面、宗教的側面、ヘブライ語係わる側面などから分析し、「秘密の音楽」に迫っていく過程は、まさに「暗号解読」である。

これは、暗号余話第47話に紹介した「ダ・ヴィンチ:「最後の晩餐」に音楽が!」の出版物である。
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