歴史暗号
[ウ行 作品]
作品名 失われた古代文字の謎
著者名 矢島 文夫
発行日:S60.8.25
出版社:大和書房
形式:四六版(ソフト)
目次
1 古代文字解読の謎
2 エジプト象形文字の謎
3 メソポタミアの楔形文字
4 地中海の文字の謎
5 ヒッタイト文字の謎
6 インダス文字の謎
7 マヤ・アステカ文字の謎
8 中央アジアの古代文字の謎
9 文字と暗号解読の謎
10 文字以前の世界の謎
 
ストーリーの概要
長い沈黙を破って古代文字がここに甦った。古代文字の意味するものは?太古からのメッセージを現代人はどう受け止めたらいいか。
文字は人間の歴史を刻むと同時に、それ自身の歴史をも刻んでいる。人間の歴史は波乱万丈、そして文字の歴史も。
文字には、その時代の人々の哀歓が掘り刻まれているのだ。たとえば落書き。その時代においては"たわむれ"にしかすぎなかったものが、時代を超えて現代に甦る。
どんなささいな文字でさえ、その時代を探る貴重な資料となるのだ。それらの資料を丹念に調べた。
暗号について
1 古代文字解読の謎
 ・解読:甦る古代文字、楔形文字・ウガリト文字・線文字B等、沈黙の文字群
 ・アヒル文字とハングル、手宮文字とフゴッペ文字等
2 エジプト象形文字の謎
 ・ロセッタ石、シャンポリオンの解読活動、死者の書
3 メソポタミアの楔形文字
 ・刻文を推理する楔形文字研究、メソポタミア文学
4 地中海の文字の謎
 ・クレタ文字の解読、文字記号の原理とは
5 ヒッタイト文字の謎
 ・王宮書庫の粘土書板の解読、鉄の文明を解読する
6 インダス文字の謎
 ・動物図柄の印章は何を語るか、フロズニはどう解読したか、太平洋横断は可能だったか
7 マヤ・アステカ文字の謎
 ・解読の鍵となるものは?マヤの数字、マヤの古事記、インカ・文字遺物を残さなかったわけ
8 中央アジアの古代文字の謎
 ・西夏文字の解読に挑んだ学者各種文字の解読
9 文字と暗号解読の謎
 ・暗号 ・奇岩城 ・黄金虫 ・古代文字解読とどう違うか? ・ロゼッタ石の重要性 ・一般的方法とケース・バイ・ケース
 ・完全な解読方法は何か ・ヴァイキングたちの秘密とささやき ・ヒットラーの攻撃を占ったユダヤの秘法
10 文字以前の世界の謎
 ・無文字社会 ・絵画 ・巨石文化 ・巨大絵画 ・記録 ・ウルク文書 ・バルカン古代文字 ・ナルメルのパレット
inserted by FC2 system