作品名 |
倭国・闇からの光 日本書紀の暗号を解く海のシルクロード |
著者名 |
日根 輝己 |
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発行日:1990.4.16
出版社:アイペック
形式:四六版 |
目次
【国母イザナミ神の章】
1 古代海賊の巣食った花の窟
2 イザナミは稲と鉄の神だった
3 海賊王国だった南朝鮮と南紀州
【国津神スサノオの章】
4 熊野権現たるスサノオ
5 ソシモリいずこ
6 ブラックホールだった熊野
【山神イタケルの章】
7 イタケルも鉄とともにやってきた
8 洛東江峡谷のサンクチュアリ
【日神アマテラスの章】
9 紀氏が奉じたアマテラス
10 六世紀の闇の底から聞こえる声
【凄の王・天武の章】
11 倭国舞台に百済・新羅の角逐
12 『日本書紀』に隠された神々の謎
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ストーリーの概要 |
現存する最古の記録とされる『古事記』。そして最古の国史とされる『日本書紀』。だが、その行間には驚くべき“古代日本の真実”が隠されている。
記・紀編纂にたずさわった紀清人たちが伝えようとした“真実”、いまなお紀清人が冥界から送りつづける暗号、それは「空白の世紀」の闇を切り裂き、古代日本の本当の姿を照射してくれる一筋の閃光でもある。
黒潮がはこんだ「空白の世紀」、紀伊・熊野は神々の原郷だった。
(帯から) |
暗号について |
* 日本書紀の謎を解く過程において暗号と言う用語を使用している。
* 各編ごとに「紀清人の暗号」として、日本書紀の一文が暗号文として掲載されているが、それは暗号ではない。その文章を如何に解釈するかと言うことに過ぎないのでは? |