暗号理論
[ア行 作品]
作品名 暗号に関する科学者の業績       (「別冊数理科学・暗号」所収)
著者名 長田 順行
初出:数理科学;1968.11

発行日:1982.5.15
出版社:サイエンス社
形式:雑誌(B5)
目次
「なし」(短編) 

概要
はじめに
1 ロージャー・ベーコン(英)
 ・ 言語感
 ・ 芸術の秘密作品と魔性の無用性・・・七つの秘密書記法 → 本格的暗号への橋渡し
2 レオン・バッティスタ・アルベルティ(伊)
 ・ 暗号概論・・・・暗号史上最初の記録
 (1) 言語統計と暗号解読について
   ラテン語の頻度、2文字の連接度数表
 (2) 暗号器具及び暗号書の考案について
  ア 20組の換字表により、暗号化、2枚の同心円版の回転
  イ 良く利用される単文字、音節、語、句等の統計により数字を対応させ暗号化。2冊制の暗号書
3 ジェロニモ・カルダノ
 ・ カルダン・グリル(格子窓)
4 シャム・バッティスタ・デェラ・ポルタ(伊)、ブレィズ・ド・ヴィジュネル(仏)
 ・「自然の魔術」、「秘密書記法」、「暗号綱要」
 ・ ポルタの綴字換字表
 ・ ヴィジュネルの多表式暗号
5 フランソア・ヴィエト(仏)、ジョン・ウオリス(英)
 ・ 大数学者で、暗号解読に貢献
6 フランシスコ・ベーコン
 ・ 「学問の進歩」・・・暗号の重要性
 ・ ベーコニアン・アルファベット・・・5単位の2進記号(A,B)
7 チャールス・ホイートストン
 ・ ヒートストーン円盤、プレーフェア暗号
 (1) 換字表の作り方
   5×5のマス目
 (2) 暗号化の方法
   通信文を冒頭から2文字に区切り、2字を1組にする。この2文字を四角の対象位置の2文字に換字
8 その他
 ・ オイラー、シャノン
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