作品名 |
暗号技術 (「防衛技術ジャーナル2004.4」所収) |
著者名 |
宝木 和夫 |
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発行日:H16.4
出版社:防衛技術協会
形式:機関紙 |
目次
「なし」
連載「クリティカル・テクノロジー第11回」
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概要 |
1 はじめに
暗号アルゴリズムの安全性証明理論と暗号モジュールの耐タンパ実装技術を紹介。また、量子暗号についても紹介。
2 暗号の歴史と標準化動向
(1) 暗号の歴史
(2) 標準化動向
・米国:EIPS、SHA-1、DSS等
・国際的:ISOにより標準化終了または選定中。
・国内:電子政府推奨暗号の選定(CRYPTREC)
3 暗号の安全利用に関する技術
(1) 理論上の安全性
・2の1024乗程の合成数の素因数分解は、現在の計算機能力の場合、約1千万年以上安全。
・理論的に証明できる暗号の必要性。
・RSA-OAEP暗号・・・・・強秘匿性・・・同じ平文に対して異なる暗号文が作成される方式(確率暗号)
・存在的偽造不可という性質の証明された署名方式
(2) 実装上の安全性
a 故障利用解析と対策技術
b ブローブ攻撃と対策技術
c そのほかの対策技術
4 量子暗号技術
(1) 量子計算機の実現による脅威
(2) 量子暗号技術の概要
(3) 量子暗号技術の今後の展望 |