暗号理論
[ア行 作品]
作品名 暗号のすべて    ユビキタス社会の暗号技術
                 ねっとテクノロジー解体新書SERIES1
著者名 辻井重男・岡本栄司 共編 角尾幸保・土井洋・金子泰祥・稲村雄 共著
発行日:2022.9.20
出版社:電波新聞社
形式:A5
目次
第1章 
総論
第2章 共通鍵暗号
第3章 公開鍵暗号
第4章 標準化動向
第5章 さまざまなプロトコル
第6章 電子社会に向けて


要旨
来たるユビキタス社会では、あらゆるモノにコンピュータが貼り付き、そこでは暗号による認証機能が必須であり、暗号によって真が保証される社会となる。それに備えた、先鋭の暗号研究者達による最新現代暗号の解説書。

第1章 総論
1.1 暗号小史(・暗号方式 ・暗号理論 ・暗号研究学会) 
1.2 最近の話題
 1.2.1 解読技術の進歩(・共通鍵暗号に対する解読手法 ・公開鍵暗号に対する解読手法 ・プロトコールに対する攻撃)
 1.2.2 証明可能安全性(・RSA-OAEP暗号) 1.2.3 次期標準暗号AES 1.2.4 応用
1.3 今後の課題
第2章 共通鍵暗号
2.1 共通鍵暗号の発展
 2.1.1 暗号とは何か 2..1.2 共通鍵暗号の歴史 2.1.3 古典暗号とは 2.1.4 近代暗号とは 2.1.5 現代暗号とは
2.1 ブロック暗号
 2.2.1 暗号の設計について 2.2.2 暗号の解読について 2.2.3暗号の評価について 2.2.4 暗号の運用について
2.3 ストリーム暗号
 2.3.1 ストリーム暗号の例 2.3.2 暗号用乱数の評価について 2.3.3 ストリーム暗号の解読について
2.4 ハッシュ関数
 2.4.1 ハッシュ関数の例 2.4.2 安全なハッシュ関数に求められる性質
第3章 公開鍵暗号
3.1 概念
3.2 モジュロ(法)演算について
3.3 計算書について
3.4 公開鍵暗号の分類
3.5 代表的な公開鍵暗号方式
3.6 楕円曲線暗号
3.7 安全性について
第4章 標準化動向
4.1 暗号の標準化とは
4.2 共通鍵暗号の標準化動向
4.3 公開鍵暗号の標準化傾向
4.4 応用面からみた標準化動向
4.5 電子政府暗号
第5章 さまざまなプロトコル
5.1 多重署名
5.2 セキュア分散コンピューティング
5.3 零知識証明
 5.3.1 零知識対話証明方式とは 5.3.1 Fiat-Shamir法
5.4 ビットコミットメント
第6章 電子社会に向けて
6.1 認証手段としての暗号知識
 6.1.1 認証手法の分類 6.1.2 パターンA 6.1.3 パターンB 6.1.4 パターンC
6.2 情報隠ぺいと電子透かし
 6.2.1 情報隠ぺいとは 6.2.2 Steganographic File System 6.2.3 電子透かし
6.3 電子商取引における暗号技術―SSL/TLSを例として
 6.3.1 SSL及びTLS概要 6.3.2 SSLに対する攻撃手法のあらまし
6.4 電子署名と電子政府
 6.4.1 電子署名法 6.4.2 電子政府
6.5 ICカードおよび各種デバイスの利用
 6.5.1 ICカード 6.5.2 暗号モジュール 6.5.3 高機能デバイスの用途

inserted by FC2 system