暗号理論
[タ行 作品]
作品名 暗号とスパイ    (週刊読売・S45.12.11 特別企画)
著者名 週刊読売編集部
発行日:S50.6.21
出版社:読売新聞社
形式:週刊誌
目次
* 洋上に乱れ飛ぶコールサイン
   ―太平洋戦争「暗号秘話」―
* 日本外務省、防衛庁のスパイ作戦
* 推理小説に見る"名作暗号"
* 暗号学入門―「山」、「川」からトラ・トラ・トラ
* これが、スパイ器具と防諜装置だ!
* 国際経済戦争に勝つ商社のVサイン
* デートに活用「サラリーマン暗号術」
概要
暗号は、戦時だけのものではない。「治にして、乱を忘れず」――平時の今も、暗号は空を走る。情報時代に、暗号の形式は多彩となり、さらに、その暗号を盗聴し解読する手段もまた高度化した。現代のスパイ、それは暗号ともいえる。

* 洋上に乱れ飛ぶコールサイン   ―太平洋戦争「暗号秘話」―
 ・情報戦ですべてまけていた日本
 ・暗号解読で活躍の大和田通信隊
 ・成功したガ島救援の偽電文作戦

* 日本外務省、防衛庁のスパイ作戦
 ・長い耳で何を聞く?
 ・妻や親にもしらすな!
 ・繊維交渉の舞台裏にも

* 推理小説に見る"名作暗号"
 ・ポーの黄金虫
 ・ホームズ探偵の挑戦・・・踊る人形
 ・日本的な暗号の名作・・・二銭銅貨、黒手組
 ・風変わりなトリック・・・人生の阿呆、蝶々殺人事件、ミハイルの鍵、風車
 ・この暗号、解けますか?・・・あるエープリル・フール

* 暗号学入門―「山」、「川」からトラ・トラ・トラ
 ・ベルレーヌの詩も一役
 ・ゾルゲも街頭で合言葉
 ・理想的な暗号の3条件
 ・「ニイタカヤマ」も数字で打電
 ・頻度が決め手になる
 ・19世紀から解読機械
 ・電話帳使って暗号を作れる

* 国際経済戦争に勝つ商社のVサイン
 ・もはや商業暗号は過去のものなのか
 ・電報局まるごと買収して情報収集
 ・禁止、制限国との秘密通信は
 ・入電、打電の検閲官もスパイ扱

* デートに活用「サラリーマン暗号術」
 ・日常生活にも氾濫している暗号
 ・京都の舞子はんも使う"指会話"
 ・数字暗号でベッドシーンを描写する・・・寺山修二
 ・ホステスが家庭争議防止に使う
 ・インチキ麻雀のブロックサイン
 ・就寝前に「命預けます」を口ずさむ
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